今回はPCの作業を自動化する際に使えるツール「AutoHotKey(ahk)」を紹介します。
使いこなせば、細かい作業から複雑な作業まで非常に効率を上げることできるので、使い方を見ていきましょう。
AutoHotKeyとは
AutoHotKeyはPCマクロツールです。たびたび紹介しているiMacrosの同類みたいなものです。
簡単なコードでPC上での作業を再現することができます。
例えば、一定時間ごとに特定のソフトを立ち上げて特定の動作をさせたりすることができます。
PCで作業をされる方なら、入れておいて損はないと思うのでまずはインストールしましょう。
インストールする
まず、下のリンクから公式サイトにアクセスします。
https://autohotkey.com/download/
DownLoad Auto Hotkey Installer をクリックするとダウンロードが始まります。
ダウンロードが終わったら、exeファイルを実行してください。
セットアップが開いたら、「Express Installation」を選択してインストールしましょう。
終わったらEXITで大丈夫です。
基本的な使い方
AHKは簡単なプログラミング言語みたいなものです。
なんらかのプログラミング言語を使える方なら何の苦もないでしょう。そうでなくても、簡単に使えると思います。
練習としてまず、適当な場所に「sample.ahk」としてテキストファイルを作りましょう。
AutoHotKeyの実行ファイルの拡張子は.ahkです。
作成したら、それをテキストエディタで開きます。
一行目に以下のように入力して保存しましょう。
MsgBox,Hello World
保存したら、sample.ahkをダブルクリックか右クリックから”Run Script”を選んで実行します。
画像のようなメッセージボックスが現れてたら成功です。
これがAutoHotKeyの基本的な使い方です。
今回はよく使うキー割り当ての変更のやり方を紹介して終わりにしたいと思います。
先ほどのsample.ahkの中身を全部消して、以下のコードをコピペします。
vk1Dsc07B::
Send ^c
Return
これは、キーボードのスペースキーの左にある「無変換」というキーにコピーを割り当てたものです。
vk1Dsc07Bはキー名で、wikiのキーリストで確認できます。
Sendはキー操作を送るというコマンドです。
その他にも便利な使い方がたくさんあるので、wikiを見てみるといいと思います。
さいごに
簡単な紹介になりましたが、便利なツールなのでぜひ参考にしてみてください。